キャンプで鉄フライパンを使う人が増えています。
かっこいいし、おいしく料理できそうでチャレンジしたくなる人も多いと思います(^^)
それを阻止しているのが、鉄フライパンは扱いずらいという情報ではないでしょうか?!
調べてみるとネット上には「鉄フライパンはお手入れ法が面倒」と思わせるような情報ばかり笑!
鉄フライパン歴20年の管理人から見ると、この「鉄フライパンは面倒」という情報が独り歩きしている感じを受けています!
実際に鉄フライパンを普段使いしている様子を見れば、そんなに気を張らなくても大丈夫だと感じてもらえるのではないかと思っています(^^)

管理人は鉄フライパン歴がかれこれ20年ほど。
管理人は実家が鉄フライパンを使っていたので、超気軽に自分でも鉄フライパンを使い始めました。
実家で使っていたので、手入れが面倒?とかサビるかも?とか、なにも考えずに使い始めたんです笑
もちろんはじめは管理人もテフロン加工のフライパンを使っていたんですよ。
管理人がテフロンから鉄フライパンに変えた理由は、テフロンははがれるので、フライパンを買い替えなきゃいけないこと。。。
〇ファールなどの高級フライパンでも、ぜったいにテフロンがはがれて買い替えなきゃいけない。。。
それが嫌で鉄フライパンを使い始めました。
実際に使っていると、面倒だなと思うことはおそらく一度もありませんでした。
ここでは、「鉄フライパンを手に取りやすくしてもらいたい」という思いで鉄フライパンのお手入れ方法を超簡単に解説していきます(^^)
もくじ
これだけやれば大丈夫!鉄フライパンのお手入れで気をつけたい3つのポイント

鉄フライパンを実際に使っている管理人が言いたい「鉄フライパンで気をつけたいポイント」を3つにまとめました。
- 使ったらすぐに洗う
- 洗剤を使って洗わない
- 火にかけて完全に水分を飛ばす
細かいことを言えばどんなものでもいろいろ気をつけたいポイントが出てくるものですよね(^^)
基本的に、たったこの3つだけ気をつけていれば、実は普通に使える鉄フライパン。
3つのポイントを一つ一つ解説していきますね!
使ったらすぐに洗う

鉄フライパンで料理した場合は、調理が終わったらすぐに別のお皿や容器に移し替えましょう。
理由
- フライパンが熱いうちに洗ったほうが楽&良い
- 料理を入れたままにしておくと食品が鉄分により黒変する
食材が黒変するなどの理由もありますが、鉄フライパンは熱いうちにすぐに洗ったほうがお手入れが段違いで楽なんです。
調理が終わったら別のお皿や容器に料理を全て移してしまって、すぐにフライパンを洗ってしまいましょう(^^)
洗剤を使って洗わない

よく言われていることですが、鉄フライパンは洗剤を使って洗わないようにしましょう!
理由
- 鉄を覆っている油膜が洗剤で流れてしまう
- サビびやすくなる
鉄はコーティングなしだとすぐにサビてしまいます。
鉄フライパンはシーズニングや調理中の油によって油膜ができ、サビにくくなっているんですね。
洗剤を使ってしまうとこの油膜がはがれてしまって、サビやすくなるんです。
なので洗剤の使用はNG。
NGといっても間違って洗剤を使ってしまったとしても全然大丈夫。
手間にはなりますが、洗剤で洗ってしまった後に油を塗れば大丈夫です!
絶対使っちゃダメと言われてしまうとプレッシャーになっちゃいますよね。
でも鉄フライパンは洗剤ごときでダメになってしまうようなやわなアイテムじゃないんです。
「できれば使わないほうがいい」くらいの気軽な感じで大丈夫ですよ(^^)
(でも洗剤で洗っちゃった場合は油は塗ってくださいね)
洗った後は火にかけて水分を完全に飛ばす

鉄フライパンを洗った後は吹き上げるのではなく、火にかけて水分を飛ばします。
理由
- 水分が少しでも残っているとサビてしまう
鉄はちょっとの水分でもサビてしまいます。
なのでお湯で洗った後は、タオルでの吹き上げはいらないのでそのまま火にかけて水分を飛ばしてあげましょう(^^)
IHの場合だけ、フライパンの裏側をさっと拭いてあげたほうが熱効率がいいです。
また火にかけることでフライパン全体を熱消毒することにもなります。
これによって洗剤なしでフライパンをお湯だけで洗っても汚い状態にはなりません。
ちなみに、サビてしまうとすごくびっくりして今うと思いますが、鉄フライパンはサビを洗い流せばまた普通に使えます。
サビるかもと過度にびくびくする必要はありません!
テフロンのフライパンも実はNG事項ある?!

鉄フライパンの扱い方を紹介しましたが、どうでしょうか?
テフロンに比べてやっぱり面倒と思う人もいらっしゃいますよね。
ですが、テフロン加工されたフライパンも実はNG事項があるって知ってましたか?
テフロン加工のフライパンのNG事項
- 空焚き禁止
- 金属のへら使用禁止
- 使用直後の熱いうちに水をかけない
- 汚れを放置しない
このようにテフロン加工のフライパンも意外とNG事項があるんですよね。
それでもテフロンの一番のメリットである「料理がフライパンにこびりつかない」というのは大きいですが笑
ただこのテフロン加工も使っていくうちにはがれてしまてこびりつくようになり、2,3年で買い替えることになってしまうんですよね。
この買い替えが嫌で、「鉄フライパンにチャレンジしようか」と考えている人多いと思います。
焦げ付きなどの心配がなくなった鉄フライパンは、本当に使いやすいです!
ぜひ検討していただきたいです!
鉄フライパンは使い始めだけがんばろう!シーズニングのやり方!

鉄フライパンのシーズニングの目的
- サビ防止のコーティングを焼き切る
- 油をなじませる
「鉄フライパンは買ってすぐに使えない」というのがまたまためんどくさいイメージがある原因になってしまっています。
ですが、サビやすい鉄フライパンではしょうがないことなんですね。。。
鉄はコーティングなしだとすぐにサビてしまいます。
なので工場でサビ止めのコーティングがされてから出荷されています。
このコーティングをとって、さらにサビないように油を塗る作業をシーズニングといいます。
最近は工場で食用油でコーティングすることで、家庭でのシーズニングがいらないという鉄フライパンも出ています。
面倒だと思う人はシーズニングいらずのものを購入するのもありです!!
ここでは、シーズニングの仕方をなるべく簡単に紹介します(^^)
※シーズニングがいらない鉄フライパンがあるなど、シーズニングはフライパンによってそれぞれ違うこともあります。
ここでは基本的なシーズニングのやり方を紹介していくので、取扱説明書も確認しましょう(^^)
シーズニングのやり方
- 鉄フライパンを空焚きする
- 空焼きしてはげたシーズニングを洗い落とす
- 油をなじませる
基本的な流れはこの3ステップです。
細かい手順をそれぞれ紹介します。
1.鉄フライパンを空焚きする

出荷時にフライパンにされているコーティングを熱で焼き切ります。
コンロでがんがん熱しましょう。
空焼きの度合いは、その鉄フライパンの製品によってレベルが違います。
取扱説明書で確認しましょう。
2.空焼きしてはげたシーズニングを洗い落とす

1で焼き切ったシーズニングのかすを洗い落とします。
お湯で流すだけでもいいですし、はがれないようでしたら洗剤で洗い落としましょう(^^)
※普段は「洗剤をつかわない!」と言っていますが、シーズニングの際はOKですよ。
金たわしは、普段のお手入れでは油の膜を落としすぎてしまうのであまり使わないほうがいいです
3.油をなじませる

フライパンに油をなじませていきます。
何の油でもOK。
今回はこめ油を使いました(^^)
1と2の手順を行ったことで、鉄がむき出しの状態になっています。
すぐにサビてしまうので、油をなじませていきます。
油を1cmくらいフライパンに入れ、加熱します。

加熱することで、鉄に油がなじんできます。
なじんだら油をポットなどに移して、クッキングペーパーなどで拭き取ります。

この3ステップでシーズニングが完了です。
ちょっと面倒ですが、はじめだけ!がんばってみましょう(^^)
焦げ付きに悩んでいる人はこれに注意!鉄フライパンで調理するときに気をつけたいことは十分な予熱と油の量
- 十分な予熱
- 油の量
鉄フライパンは、十分な予熱が必要です。
これによってだいぶ焦げ付きがなくなります。

また、調理の際は、思っているよりも最初に入れる油を多めに入れてください!
鉄フライパンは、鉄と食材の間に油があることで焦げ付かないようになっています。
油があることで鉄の熱がうまく食材に伝わるようになっているんですね。
鉄フライパン歴20年の管理人の経験から感じているのは、焦げ付きに悩んでいる人は油の量が少ないということです。
特に今までテフロンしか使ったことがない人は、鉄フライパンに入れる油の量が少ないです。
焦げ付きが気になる人は、テフロンに入れていた油の量の2,3倍を目安に油を入れましょう。

↑これくらいの油は入れてOK。
※こちらのフライパンは幅22cmです
大さじ1~2程度入れてOKですよ。
油がなじんだ鉄フライパンは焦げ付きもなくとっても使いやすい状態になります。
それでも予熱と油の量は気をつけておきたいところですよ。
ざっとYouTubeで確認
こちらのYouTubeが気負わずに鉄フライパンにチャレンジしやすい動画になってます!
まとめ
ここでは、「鉄フライパンを手に取りやすくしてもらいたい」という思いでお手入れ方法を解説してきました。
もう一度鉄フライパンのお手入れで気をつけたい3つのポイントをまとめます。
- 使ったらすぐに洗う
- 洗剤を使って洗わない
- 洗った後は火にかけて水分を飛ばす
実は鉄フライパンはお手入れ楽かも?くらいに感じてもらえたらうれしいです(^^)
