天気の良い日に外で過ごすのはとても気持ちの良いものですよね。
ですが、日差しが強すぎると、一転して辛い時間になってしまうものです。
日差しをさえぎることができるタープを用意して、快適な空間づくりをしましょう。
ここでは、ファミリーキャンプを快適にするタープの選び方を紹介します!
もくじ
ファミリーキャンプのワンランク上を楽しむための「タープ」の魅力

アウトドアでタープを使うということで、外に快適なリビングスペースを作ることができます。
天気の良い時に外で過ごすのはとても快適。
ただ自然の中で過ごすということは、強い日差しにあたったり、急な雨に降られることもあるんですよね。
強い日差しは、当たり続けると熱中症の危険もあるので侮れません!
家族で快適なアウトドアタイムを過ごすために、タープを上手に活用しましょう(^^)
タープの種類

タープにはたくさんの種類があります。
ここでは、家族で快適な時間を過ごせるタープを3種類紹介します!
- オープンタープ
- 自立式タープテント
- スクリーンタープ
オープンタープ

オープンタープはスクエアタープやレクタタープ・ヘキサタープなどと呼ばれているもの。
貼る布の形状で呼び名が変わります。
基本的に布とポールを使って自由自在にタープを張ることができるアイテムです。
メリット
- 布地の面積が広いので、広範囲に日差しや雨を遮れる
- 張り方の自由度が高い
デメリット
- 自立式ではなく張り方が若干難しい
- 公園などではロープやペグを使ったテントが禁止されているところがある
自由自在に張ることができるので、熟練のキャンパーに人気です。
注意したいのが、キャンプ場以外で使う場合です。
公園などではロープやペグを使って)9使うタープを禁止しているところがあります。
実際、管理人は公園内にあるバーベキュー場で、ロープの使用を禁止されたことがあります。
タープが強風にあおられて飛ばされたり、ロープに引っかかって転倒したりという事故を防ぐため、ロープやペグを使ったタープの使用を禁止しているところがあるんですね。
きちんとルールを確認して使用しましょう(^^)
自立式タープテント

別名ワンタッチタープ。
ワンタッチで手軽に設営できるタープです。
メリット
- 設置が簡単
- 張り方に悩まなくていい
デメリット
- 重い
- 日差しの調節が難しい
キャンプ場での使用はもちろんのこと、屋外イベントでも使っている人が多いテントです。
最大のデメリットは、テントが重いことです!
ポールとフレームが一体になっているので、結構な重量があります。
車を横付けできないところで使う場合は、移動のためのワゴン必須です(^^)
スクリーンタープ

スクリーンタープは壁面がメッシュ生地になっているタープです。
個室感があるので、お子さんがごろごろできる空間を作ることができますよ(^^)
メリット
- 風通しが良い
- 虫が入ってこない
デメリット
- 重い
ファミリーキャンプのタープの選び方

タープは形状の他にも選び方のポイントがあります。
- 使用人数で選ぶ
- 素材で選ぶ
使用人数で選ぶ
タープを購入する際に気をつけたいのが、使用する人数にあったサイズを選ぶことです。
ファミリーキャンプの場合は、2.5メートル以上のものを選びたいですね。
ただ、タープは大きくなると、設営に時間がかかり、さらに風の影響も大きく受けることになります。
アウトドアで風は大敵です!
風に対応できるサイズにしておくと安心ですよ(^^)
素材で選ぶ
タープの素材は主に3つに分けられます。
- 合成繊維
- 綿
- テクニカルコットン
特徴を表にまとめました。
素材 | 別表記 | おすすめ度 | 耐久性 | 耐水性 | 値段 | 軽さ | 焚き火 | 乾きやすさ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
合成繊維 | ポリエステル | ★★★★ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ✕ | ◯ | 火の粉で穴が空きやすい |
綿 | コットン | ★★ | ◎ | △ | △ | △ | ◯ | ✕ | 重い カビが生えやすい |
テクニカルコットン | TC T/C | ★★★★★ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | 乾きづらい |
軽さを重視すると合成繊維の人気が高いですね。
ただ、合成繊維は穴が空きやすいので、焚き火をする場合には注意が必要です。
焚き火人気とともに火の粉にも強いテクニカルコットンの人気が高まっています。
合成繊維よりも値段は高くなりますが、耐久性が高いです。
とくに焚き火をする人はテクニカルコットンを選びましょう(^^)
ファミリーキャンプにおすすめのタープ9選

家族で快適に過ごせるタープのおすすめを紹介します。
商品名 | 商品画像 | おすすめ度 | 形状 | 素材 | サイズ | 重さ | 耐水圧 | 付属品 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スノーピーク アメニティタープヘキサLセット | ![]() | ★★★★★ | オープン | TC | W570× D500× H280cm | 7.5kg | 1800mm | ポール ペグ ロープ キャリーバッグ |
DOD いつかのタープ | ![]() | ★★★★ | オープン | ポリエステル | W420× D410× H230cm | 5.2kg | 2000mm | ポール ペグ ロープ キャリーバッグ |
DOD ヘーキサタープ | ![]() | ★★★★★ | オープン | TC | W420× D420× H220cm | 4.7kg (ポール無) | 350mm | ロープ キャリーバッグ |
コールマン タープヘキサライト | ![]() | ★★★★ | オープン | ポリエステル | W486× D388× H388cm | 4.6kg | 2000mm | ポール ペグ ロープ キャリーバッグ |
オガワ レクタタープ システムタープレクタT/C | ![]() | ★★★★ | オープン | TC | W350× D295× H400cm | 3kg | 350mm | 張り鋼 セッチングテープ 収納袋 |
FIELDDOOR ワンタッチタープテント スチームフレーム | ![]() | ★★★ | 自立式 | ポリエステル | W300× D300× H176cm | 14kg | 2000mm | サイドシート2枚 ロープ ペグ 収納ケース |
コールマン TCパーティーシェードライト サイドウォール付 | ![]() | ★★★★ | 自立式 | TC | W300× D300× H230cm | 14.5kg | – | ペグ ロープ 収納ケース |
キャプテンスタッグ プレーナメッシュ タープセット | ![]() | ★★★★ | スクリーン | ナイロン | W310× D320× H350cm | 6kg | – | ペグ ロープ 収納ケース |
クイックキャンプ スクリーンタープ | ![]() | ★★★ | スクリーン | ポリエステル | W300× D300× H210cm | 7.3kg | 1000mm | ペグ ロープ 収納ケース |
スノーピーク アメニティタープヘキサLセット

スノーピークのテクニカルコットンのオープンタープ。
メリット
- エントリーモデル!ポールとペグがセット
- 設置しやすい
- 風に強い
- テクニカルコットン
- UVカット&テフロン撥水加工
デメリット
- 価格が高い
エントリーモデルとなっていますが、上級者にも人気のタープ。
さすが妥協しないものづくりのスノーピークですね。
テクニカルコットンなので、火の粉にも強いです。
焚き火をしたい人におすすめ(^^)
DOD いつかのタープ オールインワン

エントリーモデルのタープセット。
メリット
- ポールとペグがセットで、買い足し不要
- 5.2kgと軽量
デメリット
- タープがポリエステルなので焚き火には不向き
かっこいい上にコンパクトさもあるのが人気の理由。
キャンプをこれから始めようという方にまちがいないタープです!
DOD ヘーキサタープ ポリコットン製ヘキサタープ

こちらはポリコットンのタープ。
メリット
- ポリコットン使用で焚き火可能
- 買いやすい価格
- 遮光性が高い
デメリット
- ポールとペグは別売り
焚き火をするならこちらがおすすめです。
ポリコットン使用での買いやすい価格のタープのヘーキサタープ。
遮光性が高いので、暑い日でも涼しく過ごせますよ。
コールマン タープ ヘキサライト

メリット
- ダークルームテクノロジーで日光の透過をブロック
- ペグとロープがついているので初めてタープを買う人でも安心
デメリット
- 付属のペグの強度が弱い
口コミでも遮光性の高さを評価しているものが多数!
遮光性の高さを重要視している人におすすめのタープです。
オガワ レクタタープシステムタープレクタT/C3340

テントで定評のあるオガワのタープ。
テントをオガワで購入した場合はタープも合わせて買いたいですね。
メリット
- テクニカルコットンのタープ
- 焚き火にも対応
デメリット
- 収納袋のサイズに余裕がない
キャンプギアの収納袋はなぜかサイズがピチピチのがありますよね。
このオガワのタープも同様なので、タープをたたむときからきれいに畳んで収納袋に入れましょう(^^)
FIELDOOR ワンタッチタープテント スチームフレーム

カラーバリエーションが豊富なワンタッチタープテント。
メリット
- 設置しやすい
- サイドシート2枚付
- カラーバリエーションが豊富
デメリット
- 重い
- 風の影響を受けやすい
サイドシートが2枚ついているので、日が差す方向が変わっても対応できます。
サイドシートの追加購入も可能になっています(^^)
ワンタッチタープテントは設置の手軽さから使い勝手がとても良くなっているアイテムなんです。
数年前より、使っているキャンパーも増えましたよね。
特に、デイキャンプやバーベキューサイトでの使用が増えていると思います。
管理人が購入した8年ほど前は、専用のサイドシートが少なく、サイズが合うものを探すのが大変でした。
サイズが合わないと、日差しが入ってくるのと、強風に対応しきれないんですよね。
専用のサイドシート付きで、ワンタッチタープテントのデメリットをしっかりカバーしていますね。
コールマン TCパーティーシェードライト/300サイドウォール付き

メリット
- ワンタッチテントではめずらしいTC素材使用
- アーチ型で風にも強い構造
デメリット
- 重い
- 値段が高い
特徴的な形で風にも対応しているタープ。
TC素材を使用しているので、焚き火をしたいひとにもおすすめです。
ただ、ワンタッチテントなので、重量があります。
車の積載スペースも確保しておきたいですね。
キャプテンスタッグ プレーナメッシュタープセット

メッシュのフルスクリーンタイプのタープ。
アウトドアでの悩みの虫対策ができるタープを探している方におすすめです。
メリット
- 虫の侵入を防ぐフルメッシュ
- 個室感あり
- メッシュ部分を巻き上げれば、スクエアタープとしても使用可能
デメリット
- 強風時は注意が必要
フルで4面にメッシュのスクリーンが付いているので、虫嫌いのお子さんがいる家族におすすめです。
また個室感があるため、まったりした時間を過ごしたい方にもおすすめです。
夜は虫が多くなるので、フルスクリーンのメッシュだと安心です!
クイックキャンプ スクリーンタープ3mUVカット

フルクローズもできるワンタッチスクリーンタープ。
メリット
- フルクローズ、フルメッシュ、前後オープンなど、状況に合わせた使い方ができる
- 3m×3mのゆったりサイズ。
デメリット
- 価格が高い
一部分だけメッシュにしたりと、風や日差しの具合によって変えられるので、どんな天候でも安心です。
快適空間!ファミリーキャンプにおすすめのタープまとめ
ここでは、キャンプを快適にするタープをファミリー使用目線で紹介してきました!
以下では、あらためて、この記事でお伝えしたポイントをまとめました。
- ファミリーにおすすめのタープの形は3種類
- ドーム型テントオープンタープ
- 自立式タープテント
- スクリーンタープ
- 使用する人数で選ぶ
- 素材をチェックする
特に日中の快適さを左右するタープ。
キャンプスタイルに合わせたタープを選びましょう(^^)

