「家族でバーベキューをしようと思うけど、どの炭を選べばいいのか迷う」
「炭火っておいしく焼けるけど、服にニオイが付いちゃうよね」
「炭はどのくらいの量を用意すればいいのかな?」
ファミリーデイキャンプのバーベキューには炭が必須です!
ただ、炭にはお手軽にホームセンターやスーパーでも購入できるもの以外に、アウトドア専門店で扱っているものなど種類がたくさん!
そのため、どの炭がバーベキューにぴったりなのか迷ってしまうはず。
そこでここでは、家族でのデイキャンプ用炭の選び方とおすすめを紹介します(^^)
もくじ
バーベキューに使う炭の種類をチェック

バーベキューの炭は5種類あります。
- マングローブ炭
- 黒炭
- 白炭
- オガ炭(オガライト)
- 火加工型成型炭
ひとつひとつ解説していきますね(^^)
マングローブ炭


ホームセンターやスーパーなどでバーベキュー用の炭として見かける炭はほとんどがこのマングローブ炭です。
特徴
- 値段がリーズナブルでホームセンターなどで手軽に購入できる
- 比較的着火しやすいので、火起こしが不安な初心者さん向け
「炭を買い忘れた!」という場合も、スーパーなどで買えるので安心感がありますね(^ ^)
デメリット
- 燃焼時間が短め
- 煙の量は多めでニオイがある
マングローブ炭は燃焼時間が短めなので、バーベキュー中に1回や2回の炭の追加が必要になるかもしれません。
ですが、デイキャンプの場合の短時間料理には、燃焼時間の短いマングローブ炭は無駄が無くおすすめですよ♪
またニオイがあるため、室内や庭での使用は避けましょう(^^)
広いバーベキュー場や河原での使用がおすすめです!
黒炭

黒炭はナラ・クヌギなどの木材を原料にしたものです。
特徴
- 煙やニオイが少なめで火付きも良く、バーベキューにむいている
- 炭火ならではの遠赤外線効果が高めなので、お肉がおいしく焼ける
囲炉裏や火鉢などの室内で使うこともできますよ(^^)
美味しいお肉が焼けますよ(^^)
デメリット
- 値段が高い
特に国産のものとなると値段が張ります。
「デイキャンプをしたいけれど、ニオイはつきたくない!美味しいお肉を食べたい!」という方にはこの黒炭をおすすめします!
白炭

白炭は、ウバメガシなどから作った炭のことです。
焼き鳥屋さんなどプロのお店でよく使われている備長炭は、白炭の一種ですよ。
中国文明の製法のため、世界で白炭を焼いているのは、日本を中心にアジアのごく一部に限られている貴重なものなんです!
特徴
- 遠赤外線効果が高く、食材をとても美味しく焼いてくれる
デメリット
- 値段が高い
- 着火しづらい
- 燃焼時間は長い
バーベキューやデイキャンプにはあまりおすすめできません。
自宅の七輪などで「こだわりの焼きものをしたい」という方にはおすすめです(^^)
オガ炭

おが屑などをあつめて固めたものをオガ炭といいます。
特徴
- 白炭の製法で作られているので、性質は備長炭に似ている
- 一度付くと黒炭より燃焼時間は長め
デメリット
- 火付きが悪い
- 成型する段階で不純物が混ざっているものもある
四角形や六角形、オガライトという棒状のタイプがあります。
化学物質を使っていないと明記してあるオガ炭もありますので、チェックしていきたいですね(^^)
また、オガ炭は、水で火消ししたあと、乾燥させればまた使うことができます。
普通のマングローブ炭より値段は高いですが、燃焼時間なども考えると、そこまで割高というわけではなくなりますよ♪
着火加工成型炭

着火加工成型炭は、オガ炭と同じく成型炭で、さらに火が付きやすいように加工されたものです。
特徴
- 面倒な火起こしが簡単にできるような加工がされている
デメリット
- 値段が少し高め
- 開封後の保管が難しい
- 着火剤のニオイが気になるものもある
特に、着火加工成型炭で認知度の高いロゴスの炭は、燃焼時間は短めですが、持ち運びがしやすくすぐに着火してくれるので、ソロキャンパーに人気の炭です。
ファミリーのバーベキューでは着火剤代わりに使用して、他の炭と合わせて使う方法もありますよ(^^)
家族でのデイキャンプバーベキューの炭はこれ!炭の選び方

家族でのデイキャンプのバーベキューに選びたい炭は、黒炭・マングローブ炭・成型炭の3種類です!
- 黒炭
- マングローブ炭
- 成型炭
火付きの良さや扱いやすさを重視してこの3つをおすすめします!
庭でのバーベキューはあまりニオイや煙を出したくないと思いますので、特に黒炭をおすすめします(^^)
また、手に入りやすいという点では、マングローブ炭もおすすめです。
バーベキュー場などの広い場所ではニオイや煙の問題もそこまで気になりません。
また、リーズナブルで手軽に入手できるので、デイキャンプ場ではほとんどのグループがこのマングローブ炭を使っていると思います。
マングローブ炭は火力が強く燃焼時間が短めです。
デイキャンプはだいだいがお昼時間帯にバーベキューを楽しんで、暗くなる前に撤収する人が多いですよね。
炭を使う時間は長くても3時間程度。
短いと1~2時間程度です。
お子さん連れだと、お昼にバーベキューをしたあと、遊具であそんだり、ボール遊びをしたりもすると思うので、バーベキューを楽しんだあとは、早めに片付けることもあると思います。
燃焼時間の短いマングローブ炭なら後片付けのときには灰は燃え尽きてくれていることもあり、片付けが楽になります♪
また、成型炭は均一な形をしているので、安定した温度を可能にしてくれています。
着火しやすいものもありますので、バーベキュー初心者の方におすすめですよ(^^)
ファミリーキャンプ・BBQ用炭の種類一覧表
ファミリーキャンプ・BBQ用炭のおすすめ度を表にしました。
おすすめ度 | 火付き | 煙・ニオイ | 買いやすい | 美味しさ | 値段 | |
---|---|---|---|---|---|---|
黒炭 | ★★★★★ | ◎ | ◎ | △ | ◎ | △ |
マングローブ炭 | ★★★★ | ○ | × | ◎ | ○ | ◎ |
白炭 | ★ | × | ◎ | × | ◎ | × |
オガ炭 (オガライト) | ★★ | ○ | ◎ | △ | ○ | △ |
成型炭 | ★★★ | ◎ | ○ | ○ | ○ | △ |
黒炭が おすすめ! | 黒炭・成型炭は 火付きしやすい | 黒炭・白炭・オガ炭は 煙・ニオイが少なく 屋内でも使える | スーパーなどで 気軽に買えるのは マングローブ炭 | 遠赤外線効果が 高いのは 白炭・黒炭 | マングローブ炭が ダントツ安い |
バーベキューに必要な炭の量

バーベキューに必要な炭の量は、一般的にはコンロ1台で1時間につき1キロもしくは大人一人につき1キロが目安です。
スーパーなどで売っているマングローブ炭の一番小さい箱は、3キロの場合が多いです。
1家族でのデイキャンプなら、3キロあれば大丈夫でしょう(^^)
ただし、風の強い日は炭の燃焼が早まり、思っているよりも炭を消費することもあります!
「炭が足らない」と不安にならないために、炭は少し多めに持っていくことをおすすめしますよ(^^)
家族でのデイキャンプにおすすめ!バーベキュー用炭8選

炭は種類が多いので、選ぶときにどれにしようかと悩んでしまいますよね。
ここでは、バーベキュー用炭のおすすめの黒炭・マングローブ炭・オガ炭・成型炭からファミリーのデイキャンプにおすすめの炭を8つ紹介します(^^)
黒炭
火つきがよく、煙・ニオイが少ない黒炭。
バーベキューにピッタリの炭です!
特に自宅の庭でバーベキューする方におすすめしますよ。
おすすめの黒炭を2つ紹介します(^^)
高級岩手切炭 なら 3kg 箱入り

天然のならの木100%で作られた岩手産の国産木炭です♪
ユニフレームからも同じ炭が売られていますよ。
岩手県は大正時代には木炭の生産量一位でした。
昭和に入ってからも木炭の岩手と言われるくらい、良質の炭を大量に生産してきました。
火持ちが長く、火力が強いのが特徴です。
遠赤外線効果も高いです。
ニオイや煙がマングローブ炭に比べて圧倒的に少ないので、ニオイがつきたくない人や家の庭でバーベキューする人におすすめの炭です。
また、灰の量が少ないという利点もあります。
灰は風が吹くと舞い上がってしまうことがあり、焼いている肉についてしまうことがよくあります。
バーベキューの醍醐味でもありますが、あまりに風が強い火は、舞い上がる灰に苦戦することもありますので、灰の量が少ないのは嬉しいポイントですよ(^^)
【国産木炭】久慈カット木炭 なら KUJI CUT CHARCOAL 岩手県産6kg

上の高級岩手切炭とほぼ同様の性質の炭です。
岩手県の久慈市で作られている純国産品♪
職人が手間隙かけて仕上げた木炭のため、しっかりと炭化してあります。
煙が少なく、嫌なニオイもほとんどありません。
火持ちもよく、安定した火力ですよ。
サイズがほぼ均一になるように切っているので、コンロ上で火力調整がしやすいですよ
お子さんとのバーベキューにぴったりの炭ですよ(^^)
マングローブ炭
マングローブ炭は手に入りやすくリーズナブルな炭です。
キャンプサイトなどの広いところでの使用なら、煙もニオイもそれほど気になりません。
おすすめのマングローブ炭を2つ紹介します!
DCMブランド バーベキュー木炭 3kg

DCMブランドのマングローブのバーベキュー木炭です(^^)
火付きがよく燃焼が早いのが特徴です。
燃焼が早い分風が強いと、炭の消費も早いので、バーベキューには多めに持っていきたいですね♪
コーナンオリジナル BBQ木炭 6kg

コーナンのオリジナル商品のマングローブ炭です。
マレーシアのマングローブを使用しています。
マングローブ炭は燃焼が早いので、6kg入は安心ですね(^^)
オガ炭
オガ炭は備長炭の長所を持っている炭です。
煙やニオイが少ないので、室内での使用も可能♪
火付きが悪いのがデメリットですが、備長炭と同じく高い遠赤外線効果を得られる炭です。
成型の炭なので、化学物質の使用が無い・少ないものを選びたいですね(^^)
ここではおすすめのオガ炭を2つ紹介します。
Amazonランキング一位!炭魂 大黒オガ備長炭 一級品 長時間燃焼 10kg

杉を備長炭と同じ白焼きで仕上げた炭。
木材加工の際に出るおがくずを再利用して作られた木炭です。
製炭工場と直接契約して、厳しい生産管理(原料のオガ粉は化学物質を使用していない無添加自然原料)をクリアした商品です。
ニオイや煙は少ないです。
オガ炭は備長炭と同じ性質を持っているので、火が付きにくいものが多いですが、この大黒のオガ炭は火が付きやすいものになっていますよ。
Amazonで一番売れている炭と言われていますが、10kgと多めなのがすこしネックですね。
シーズンに3,4回バーベキューに行く、という方におすすめですよ(^^)
炭職人 オガ炭 10kg 長時間燃焼

主原材料にアカシアを採用しているオガ炭です。
上の炭魂と同じく、炭作成時に不純物を入れていないので、安心して使えますよ♪
こちらは備長炭のように着火しづらいので、着火剤は必須です。
火おこし器があると安心です!
成型炭・着火加工成型炭
成型炭は、持ち運びがしやすく、煙やニオイが少なくなるように作られているものが多いのでバーベキューに使いやすいです。
また、大きさが均一なので、火の調整がとてもしやすいのが、メリットです(^^)。
ウェーバー(Weber)バーベキュー コンロ 100%天然素材【日本正規品】

ウェーバー(Weber)はアメリカのバーベキューグリルブランドです。
本場のバーベキュー文化から生まれた成型炭♪
化学薬品未使用の100%自然素材なので、人・環境・食材にやさしいです。
使用後の灰も少なく、後片付けも楽ですよ(^^)
固形燃料 エコココロゴス

着火加工成型炭といえば、このロゴスのラウンドストーブが必ず紹介されるほど、人気の商品です♪
最近のソロキャンプブームでも持ち運びのしやすさから、ソロキャンパーにも大人気。
大きすぎず小さすぎず、幅広い用途で使いやすいサイズになっていますよ。
七輪にも割らずに入れることができます。
ライターやマッチで簡単に着火。
燃焼時間が1時間ほどと、少し短め。
ファミリーで使用する場合は、このエコココロゴスをスターターにして、他の炭を組み合わせて使ってもいいですね。
【ファミリーデイキャンプで使いたいバーベキュー用炭】管理人イチオシはこれ!
管理人のイチオシのバーベキュー用の炭は高級岩手切炭なら3kgです!

火つきが良いので、火起こしが不安な人にもおすすめ(^^)
煙が少なく本格的な焼き物を楽しめるバーベキュー用炭です。
自然のもので自然な製法で作られているので環境にも優しいですね。
遠赤外線効果でおいしく肉や魚・野菜を焼いて、思う存分楽しみたいですね♪
家族でのデイキャンプにおすすめ!バーベキュー用炭8選のまとめ
ここでは、家族でのデイキャンプ用のバーベキュー用炭を紹介してきました♪
以下では、改めて、この記事でお伝えしたポイントをまとめました。
- 炭は用途に合わせて選びましょう
- デイキャンプでは炭は3kg必要
- 黒炭・マングローブ炭・成型炭が扱いやすくおすすめ
デイキャンプといえばバーベキュー♪
バーベキューに必須の炭選びは、満足度を左右する重要アイテムです!
なかなか火がつかなかったり、炭の量が足りなかったりしないように、しっかりと炭を準備しておきましょう(^^)
